色々小説買い漁って

色々と読んでいますがどれもそれなりに楽しんでおります。
好みで言えば前に挙げたムシウタとかスニーカーの新人賞ではタマラセが面白げ。
富士見ファンタジアのマテリアル・ナイトシリーズも中々お気に入りですがクライマックスに近付きちょっぴり寂しげなのと嫌な展開こないかなぁと不安だったりも。
 
ただまあ、電撃文庫で何気なく買った吸血鬼のおしごとはマズかった。
読んでない人にはオススメ出来ないので遠慮なくネタバレしちゃいます。
全7巻で5巻までは普通に読み進めましたが、どんどん展開が鬱に。
いや〜な予感がしたんで6巻読み始めつつも7巻のあらすじを目にしてしまい、
‥‥メインキャラの中で一番思い入れのあるキャラが死ぬって書いてあるし。
 
途端にまともに読む気無くしてそれっぽいシーンだけ拾い読み。
死に方がすげぇ健気だし。ショックで主人公自棄になるし。そのままラスボスさっくり倒した挙句自分も自殺ちっくに消滅しやがるし。
 
何コレ? 救い無し?
何でこんなオチ? 結局このお話は何やりたかったんだ?
 
そりゃまあキャラや物語に入り込んでしまう自分もたいがいではあるけど、1〜3くらいまでや、それ以降でもいちいちキャラの気持ちの動きや境遇クローズアップして、それなりに積み上げてきておいて、最後は収集つかなくなったからみんな死んじゃえーって感じなんですけど。
 
考えれば考えるほど行き当たりばったりとノリと勢いで書いた話っぽい感じが。
鬱々とした気持ちを振り払おうと別の事やってもなんかヤケに気になって思考がそっち方面に。
こういう救いの無い話が好きな人って居るんかなぁ。
せめて自分が書く話はこういうオチのは書かないようにしよう。。。
 
正直今まで読んだ話の中で1,2を争う地雷っぽいです。
なんとなく惰性でシリーズ買い続けるのは止めるべきカシラ?